3) Vertical Subwoofer Arrays
図12から16は、verticalの平面で1、2、4、8、16個の反射サブウーハー(100ヘルツにおいて)の特性を示します。
図12は、前のサブウーハー(Horizontal Subwoofer Arrays)と比べて同じ特徴を持っているシングルサブウーハーの指向性特性が360°であることを示す。
図13は、2個のサブウーハーアレイを示す。(垂直に積み上げられた状態。)指向特性は、シングルの時と較べて、今少し180°より狭い事に注意を払ってください。(ここで、初めて若干の指向性特性が見え始めます。)
Note: この状態は同じく、垂直にスタックされた650-Pのような、1個のデュアル18インチサブウーハーのケースでもあり得ました。
図14は、4個のサブウーハーアレイを示す。(垂直に積み上げられた状態。)指向特性が、120°に縮小したことに注意をしてください。
Note: この状態は、650-Pのような、2個のデュアル18インチ サブウーハーを垂直にスタックしたケースであり得た。
図15は、8個のサブウーハーアレイを示す。(垂直に積み上げられた状態。)その指向性特性は、およそ60°に縮小したことに注意を払ってください。
Note: この状態は、同じく、650-Pのような、4個のデュアル18インチ サブウーハーを垂直にスタックしたケースでもあり得た。
図16は、16個のサブウーハーアレイを示す。(垂直に積み上げられた状態。)指向特性が、50°以下に縮小したことに気づいてください。
Note: この状態は、650-Pのような、8個のデュアル18インチ サブウーハーを垂直にスタックしたケースでもあり得た。
Note: 低い天井で、閉だされた場所においては、天井の反射を抑える為に、縦の指向性を減らす事は、非常に都合がよい。
垂直の平面にサブウーハーの数を増やした時、垂直指向性は、狭くなるだろう。しかし、水平指向性は、変化しないままであると、結論づけることが出来る。
長い間、アップ出来ず、御迷惑をお掛けしました。
ようやくここに、No.3のVertical Subwoofer Arraysをアップする事が、出来ました。前回のHorizontal Subwoofer Arraysと比較をして、見て頂ければ、より参考になるかと、思います。
次回は、最終稿になりますが、Subwoofer Arrays for Directivity Controlと題して、水平、垂直Arrayを組み合わせた状態時の指向特性について、取り上げます。
次回をお楽しみに!!
最後まで読んでいただき、有難うございました。
また、音響に関して分かりにくい点、普段、疑問に思っていることがありましたら、私が答えられる範囲で対応したいと考えています。
今後ともよろしくお願い致します。
***参考文献 Self Powered Optization Guide ***
**質問、感想等が有りましたら、BBS Board もしくは、
こちらへast@ast-osk.comまでお願い致します。**
Copyright(c) 1998-2002 AST Inc. All Rights Reserved.