L-Acoustics V-DOSC System No.3
1.3 フライングシステム
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ANGLE :基準角度である0度、1.25度、2.5度、4度、5度を |
(49-5/8" x 5-4/8" x 43-3/8") Weight : 70 kg (154 lbs) |
バンパーフライングシステムは台形のスチール製メインフレーム(これはまさに“バンパー”という外見です)、シャックルが2つ、スクリュージャックが4つ、ロシェトゥムベルトが2本で構成されています。 アレーの最初のV−DOSCエレメントを固定装置と一緒に吊るための2本の回転する脚も付いています。 最初のエレメントの角度調整用に、側面には2つのAeroquip“Eレール”があります。 飛ばすときにはバンパーは1.05mの間隔を空けたフロントとリアの2つのポイントで吊ります。 アレー全体の重心はこの2つのポイントを結ぶ線に対して正確に垂直です。 2本のアングルストラップは、2つの隣接エレメント間の角度決定と同様の方法でバンパーと最初のエレメントの間の角度を決定します。 リアの回転する脚(キャタピラタイプ)が機械的な接続を行っており、このストラップはアレーの重量を支えないという点に注意してください。 1つのバンパーでV−DOSCが16までのアレーを安全に支えることができます。
注意: 各フライングポイントは1Tまたはそれ以上のチェーンモーターで持ち上げなくてはなりません。 この2つのモーターの相対的な動きによって二つのアレーの縦方向の角度を調整します。 アレーはバンパーに固く固定します。
アレーが単にステージ上または足場の上にスタックされている場合、バンパーにはもう一つの使用法があります。 この場合バンパーをさかさま(上下逆)にして、アレーの最初のエレメントをバンパーの上に置きます。 バンパーの奥行きはエレメントの奥行きよりも大きいため、アレーのフロントからリアにかけての安定性が高まります。 さらにスクリュージャックはバンパーを、そしてひいてはアレーを傾かせ、アレーの全体の角度をカバレッジの要求条件に合うように調整することができます。
この場合隣接エレメント間の角度を重量から求めることはできません。 アングルストラップの代わりに楔型のブラケットを使うことができます。 この場合のアレーはエレメントが最高で6つまでです。
FLYING STRUCTURE **FLYING図面は、ここへ!!**
今回は、V-DOSCのFLYING金具でした。この金具は通常モーターによるFLYING SP金具ですが、普通の会場時のステージ上のSP台としても利用でき、なおかつ上部のSPを上向きに煽るときの金具としても利用できる優れ物です。(この場合、SPは6台までという制限付)
上記のFLYING金具のセットアップには一連の訓練がいりますが、馴れれば難なく問題ないそうです。この文献を書いている私もまだ、一度も体験していませんが機会を見て講習をお願いしようと思います。(無責任で申し訳有りません。)
次回は、V-DOSCのアレーについて書こうと思っています。あくまでも未定です。
次回を楽しみに!!
上記の貴重な資料は、ベステックオーディオ(株)からの提供です。
より多くの人達がこのSYSTEMを理解して頂ければ幸いです。
貴重な文献に対して感謝いたします。有り難うございます。
**質問、感想等が有りましたら、BBS Board もしくは、
こちらへast@ast-osk.comまでお願いいたします。**
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